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ワールドラグビー、女子ラグビーワールドカップ・イングランド2025における選手保護とネット上での誹謗中傷対策に取り組むため、Signify Groupとの提携を拡大

ワールドラグビーは女子ラグビーワールドカップ・イングランド2025を前に画期的な保護サービスを開始。ネット中傷に対する強い姿勢を示すため、世界のトップ選手たちとマッチオフィシャルたちがワールドラグビーと団結しました。この主要大会で初めて、ワールドラグビーが選手、コーチ、マッチオフィシャル全員に対し、積極的で具体的な支援を提供し、競技に関わるすべての人々のウェルビーイング保護へのコミットメントを強化します。

  • ワールドラグビー、スポーツ界におけるネット上のヘイトに率先して取り組むよう、ラグビーファミリーに呼びかけ
  • Signify Groupとの画期的なパートナーシップのもと、選手やコーチ、マッチオフィシャル全員を守る
  • 行動主導のこのコラボレーションは、ワールドラグビーのレガシープログラム「インパクト・ビヨンド25」の重要な柱でもあり、今後の対策を推進するための前例のない洞察をもたらす
  • 調査によると、女性アスリートは男性アスリートよりも標的にされやすく、誹謗中傷は若者の間で増加している。

Signify Groupとのこの画期的な協働は、ワールド・ラグビーがImpact Beyond 2025の核心的なウェルネス柱として、選手とマッチオフィシャルのメンタルウェルネスを支援するコミットメントを反映するものです。ネット上の誹謗中傷に対処し、フィールド内外を問わず参加者全員を尊重し、包摂的な環境を育むことを目指します。

2023年に開始したサービスを延長し、女子ラグビーワールドカップ・イングランド2025を含む2026年末までのワールドラグビー主催・男子・女子大会に任命されたすべてのエミレーツ・ワールドラグビーマッチオフィシャルも対象となります。

イングランド2025は、ネット上でも前例のない注目を集めており、女子ラグビーがスポットライトを浴びて輝く、世代を超えた瞬間となるでしょう。ネット上での知名度が上がると、誹謗中傷、ヘイトスピーチが増加することが多く、特に女性スポーツに関してはその傾向が強くなります。調査によると、女性選手やマッチオフィシャルが誹謗中傷を受ける可能性は男性選手よりも30%高く、また、国際レベルのマッチオフィシャルや選手に対する誹謗中傷の最大の発信国は英国であることがわかっています*。

ワールドラグビーとSignify Groupの提携により、Signify のスレットマトリックスサービスがソーシャルメディア・プラットフォームを監視し、選手やマッチオフィシャルに向けられた中傷的な投稿やコメントを検知・報告し、行動指向のアプローチを提供します。また、誹謗中傷コンテンツの発信元を特定し、罰金を科す、試合へのアクセス権喪失などの措置をとることができるようになり、また特に悪質で犯罪の閾値に入ることが証明された場合には訴追の可能性ななど、現実的な行動を可能にします。また、このサービスで蓄積される保護に関する見識は、ネット上の誹謗中傷に対する360度の対策アプローチを構築するために、加盟協会と共有されます。

この取り組みは、ワールドラグビーのImpact Beyond 2025 計画におけるメンタルウェルネス分野の主要な構成要素であり、大会が世界中に持続可能な遺産を残すことを目的としています。この取り組みは大会終了後も継続、ネット上でのヘイトや暴力の傾向やきっかけ、そして潜在的な対策に関する貴重な洞察を提供してくれます。

ワールドラグビーのサリー・ホロックス女子ラグビー担当チーフは次のように述べています。 「ネット上での誹謗中傷は、選手たちの精神的ウェルビーイングに影響を及ぼす蔓延した問題です。イングランド2025は、変革の瞬間であり、女子ラグビーにおける史上最大の世界的祭典になるでしょう。このパートナーシップを拡大し、参加するすべての選手を対象にすることは、ラグビーにおける尊重とインクルージョンを育むという私たちのコミットメントを強調するものであり、私たちはラグビーファミリーを守り、安全で協力的な環境を確保するために積極的な姿勢をとっていることを示すものです。」

ワールドラグビーのチーフコミュニケーションオフィサー、ドミニク・ランブルズは次のように加えました。「Signify Groupとの協力関係の拡大は、ネット上のヘイトと闘うための我々の献身を証明するものです。私たちは、ネット上での有害な行動が個人に与える影響を認識し、必要なサポートと保護を提供することを決意しています。この取り組みは、ワールドラグビーのインパクト・ビヨンド2025計画の重要な部分であり、メンタルウェルビーイング(精神面の健康)を促進し、ラグビーコミュニティにポジティブな模範を示す上で極めて重要です。重要なことは、傾向、誘因、緩和策をよりよく理解するのに役立つ洞察が得られることです。」

ワールドラグビーとSignify は、男子ラグビーワールドカップ・フランス2023に先駆けてパートナーシップを締結して以来、次のような取り組みを行ってきました:

  • X(旧Twitter)とInstagramの160万件のメッセージを分析

誹謗中傷である可能性のある61,136件のメッセージを検出し、フラグを立てた

  • 2,589件の誹謗中傷メッセージに関連する2,010の個人アカウントを特定
  • 対象となった18人のマッチオフィシャルとワールドラグビー関係者をサポート
  • 75件の調査を完了し、11件が警察および関連当局に報告され、7件が起訴または法執行の警告を受けた

Signify Groupのジョナサン・ハーシュラーCEOは次のように述べています。 「ラグビーワールドカップ・フランス2023での成功に続き、ワールドラグビーとのパートナーシップを拡大し、女子ラグビーワールドカップ・イングランド2025の選手をネット上の誹謗中傷から守ることができることを嬉しく思います。このコラボレーションは、ネット上のヘイトに対処し、有意義な行動をとることの重要性を浮き彫りにするものです。ラグビーに関わるすべての人にとって、より安全なネット環境を作るために、私たちは共に大きな前進を遂げていきます。」

ニュージーランドのブラックファーン、ルビー・トゥイ選手は、この取り組みについて次のようにコメントしています。「オンライン保護サービスのようなプログラムは、自分の立場を正確に示すことができるので、本当に重要です。マッチオフィシャル、選手、コーチ、つまり大会に関わる人々を守るためのプログラムを作ると言って立ち上がる。私たちは人々に人生最高のスポーツ体験を提供しようとしているのです。

「私は、このワールドカップをみんなにとって忘れられない大会にするために、心血を注いでいます。私にとって、特に私のスポーツにとって、ワールドカップに参加できることは非常に光栄なことです。ワールドカップは社会を変え、世代を変えつつあると思う。そしてこのオンライン保護サービスは、いけないことはいけないという。それはとっても素晴らしいことだと思います。」

40か国語以上の言語に対応し、業界をリードするSignifyの AIスレットマトリックス技術を活用したこのパートナーシップは、誹謗中傷を行っている人の正体を暴き、法執行機関と協力して法的措置を取ることに成功しています。特に、オーストラリア、南アフリカ、フランス、ニュージーランド、英国で起訴やその他の強制措置が開始され、悪用は許されないという強力な先例を作っています。

また、ワールドラグビーはこの連携により、ネット上での誹謗中傷につながる傾向や誘因、そして環境を分析しながら、データ主導のアプローチを促進して問題の根本から取り組んでいます。それは、ラグビーが尊重、結束、包摂の上に成り立つスポーツであり続けることを保証しています。

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