待望の女子ラグビーワールドカップ2025開幕まで200日を切り、女子ラグビーの世界的な祭典としてはこれまでで最大規模となる大会への期待が高まっています。観客動員数の記録を塗り替えるであろうイングランド2025大会は、ラグビーだけでなく、女子スポーツや社会全体にとって、変革の瞬間となるに違いありません。
この変革の中心にあるのが、ワールドラグビーの「インパクト・ビヨンド2025 」計画であり、RFUの「Impact '25」プログラムや、RWC2025現地組織委員会(LOC)が主導するさまざまな刺激的プロジェクトと連携しています。このような集合的取組みにより、大会のインパクトが草の根の参加からエリートレベルまで広がり、世界中に永続的なレガシーを残すことができるのです。
第1版インパクト・ビヨンド2025進捗報告書では、すでに進行中の主な取組みの数々が紹介されています。
- 42の「ラグビー・ライジングプレー助成金」が各協会に授与され、女子の参加プログラムを支援
- ラグビー界における次世代リーダーの育成に向けて構築された、チャイルドファンド・ラグビーの「グラスルーツ・トゥ・グローバル・フォーラム」の立ち上げ
- アフリカとアジアで開催された2つの地域サミットに、25協会が参加し、50人以上の代表者がスキルアップを果たす
この報告書には、これらのマイルストーンの紹介だけでなく、大会開幕前、および大会期間中のロードマップについて概説。参加者を増やし、新世代の選手とファンを鼓舞するというワールドラグビーのコミットメントを強化しています。
ワールドラグビーのサリー・ホロックス女子ラグビー部長は次のようにコメントしています。 「インパクト・ビヨンド2025計画」を通じて、私たちは次世代のスポーツとコミュニティのリーダーを育成し、新しいコーチングの道を作り、草の根の参加を拡大し、真の変化をもたらそうとしています。この報告書は、私たちが長期的な目標に向かって努力する中で、透明性と説明責任を確保し、私たちの旅における重要な一歩を踏み出したことを示すものです。」
「女子ラグビーワールドカップ2025は、女子ラグビーにとってエキサイティングで重要な瞬間となります。大会では、参加を促し、世界中のラグビーファミリーに加わってもらえるような、人々を鼓舞するスターたちの活躍を見るのが楽しみです。」
これは、3つの報告書の最初のもので、年の中間時と大会後にも報告書を発表することが予定されており、進捗状況の明確な測定と報告を確実に行っていくものです。
女子ラグビーワールドカップ2025へのカウントダウンが続く中、ワールドラグビー、RWC 2025 LOC、RFUは、より多くの女性・女児たちに力を与え、地域社会を豊かにし、スポーツにおけるジェンダー平等を擁護するために、大会をはるかに超えたレガシーの構築に引き続き尽力していきます。
詳細と最新情報は、インパクト・ビヨンド2025のウェブページをご覧ください。