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拡大版男子ラグビーワールドカップ2027オーストラリア大会の 予選プロセス決定

ワールドラグビーは、参加国が24カ国となってから初の大会となる男子ラグビーワールドカップ・オーストラリア2027の予選プロセスを再構築すると発表しました。

  • 世界的成長という統括団体の使命を反映し、男子ラグビーワールドカップ2027は、参加チームを24チームに拡大した初の大会となる。
  • 残りの12枠は2025年に開催される地域大会で決定。
  • 2025年11月に開催される最終予選トーナメントに4チームが出場し、最終1チームを決定し、予選プロセスの最後を飾る。
  • ワールドラグビーの全リージョナル協会が初めて、直接出場権を最低でも1枠持つことになり、組分け抽選前に出場権を獲得した全チームが揃う。
  • 新大会と新たなチャンスが選手とファンを熱くさせる。

ワールドラグビーは、参加国が24カ国となってから初の大会となる男子ラグビーワールドカップ・オーストラリア2027の予選プロセスを再構築すると発表しました。

実力による出場権取得という基本原則に基づき、選手やファンにとって予選プロセスが簡素化されます。新たな予選プロセスは、より多くのチームに対してラグビーの最高峰への新たな道を開くことになり、同時にその過程で世界的水準を高めることになります。

再構築したこの予選プロセスは、ワールドラグビーの6つのリージョナル協会との広範な協議に基づくものであり、ラグビーの世界的成長をスーパーチャージするという使命を反映させ、出場国数を20チームから24チームに増やすという2023年10月のワールドラグビー理事会の決定に基づいたものです。

また、2026年にデビューする「ネーションズ・チャンピオンシップ・ディビジョン2」の参加チームを決定する予選プロセスにリンクさせることも検討されています。これは、予選を通過した全チームが、ラグビーのショーケース大会に向けたハイレベルな試合に参加できるという、かつてない機会が生まれることを意味します。

フランス2023のプールステージで上位3位に入った12チーム(フランス、ニュージーランド、イタリア、アイルランド、王者南アフリカ、スコットランド、ウェールズ、フィジー、オーストラリア、イングランド、アルゼンチン、日本)は、直接出場権を獲得しています。残る12チームは、RWC 2027の世界予選プロセスを経て決定します。

6つの地域すべてに少なくとも1つの直接予選出場枠が設けらるこの新しい予選プロセスには、既存の地区大会に加え、新たに発足する パシフィックネーションズカップ、大陸間プレーオフ、最終予選トーナメントを組み合わせます。各地域の予選通過チームは以下の通りです。

  • ヨーロッパ (4) -ラグビーヨーロッパチャンピオンシップ 2025 の上位4チーム
  • アフリカ (1) – ラグビーアフリカカップ 2025の 優勝チーム
  • アジア (1) -アジアラグビー男子チャンピオンシップ 2025の優勝チーム
  • 南アフリカ(1) -南米ラグビーチャンピオンシップ 2025 の優勝チーム
  • 太平洋(3) - パシフィック・ネイションズカップ2025 の上位3チーム (既に出場権を獲得しているフィジーと日本を除く)
  • 南アフリカ/ パシフィック・プレーオフ(1) – 南米ラグビーチャンピオンシップ2025 準優勝チーム 対パシフィックネーションズカップの最下位チーム
  • 最終予選大会(1)

最終予選トーナメントは4チームによる1プールで構成し、総当たり戦方式で行われます。2027年オーストラリア大会に出場する他のすべてのチームと対戦した後、大会ポイントにより勝者が決定します。出場4チームは以下の通りです。

  • 南米ラグビーチャンピオンシップ2025の3位
  • 南アフリカ/ パシフィックプレーオフの敗者
  • ラグビーヨーロッパチャンピオンシップ2025の5位
  • アフリカ / アジアプレーオフの勝者 (ラグビーアフリカチャンピオンシップ2025 の準優勝チーム対アジアラグビーチャンピオンシップの準優勝チーム)

2025年末までに予選がすべて終了することになり、男子シックスネーションズ2026に先駆けて行われるラグビーワールドカップ2027のプール組分け抽選会では、出場国すべてが決定していることになり、これは男子ラグビーワールドカップでは初めてのこととなります。

4チームずつ6つのプールに分かれて行うこの新方式では、プールステージに最後の16ラウンドが追加されます。これにより、大会期間を7週間から6週間に短縮することが可能となり、同時にプールステージの勢いに弾みがつきます。また、フランス2023と同様、各チームが試合と試合との間の最短休養日数を確保することができます。

ワールドラグビーのサー・ビル・ボーモント会長は次のように語りました。 「この予選プロセスは、ラグビー全体の成長と持続可能性のためにあります。私たちは、機会拡大という基本原則を尊重することに全力を注いでおり、既存の地域大会、新たに発足する地域横断的な大会、そして最終予選プロセスを融合したことはその野心を反映させています。」

「オーストラリアンドリームを手に入れようとする各協会に確実性を提供することで、各チームは準備に微調整を加えることができるようになります。来年の予選プロセスで出場枠すべてが決定し、ラグビーワールドカップ2027へのエキサイティングな道のりをファンに提供することになります。」

「このプロセスによって、チームが2026年に始まるネイションズ・チャンピオンシップ・ディビジョン2への出場権を獲得してほしいと願っています。このプロセスには、ラグビーワールドカップ2027年に向け、すべてのチームが強力でハイレベルな試合と準備を行い、世界的水準を高めることができるという大きな利点があります。」

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