- ワールドラグビーは、世界中から観客を迎える男子ラグビーワールドカップ2027(2027年10月1日から11月13日まで開催)の開催都市を決定。
- 6週間にわたって開催されるラグビーの祭典、ラグビーワールドカップの試合会場として、また世界トップ24チームのホスト地としてオーストラリア全国7都市が選ばれた。
- より包括的かつエキサイティングで野心的な大会を目指す男子RWC 2027は、ラグビーの新たな時代の幕開けとなる。
- 大会は、25万人以上の海外訪問者による13億豪ドルの直接観光消費を生み出すと予測されている。また、2029年までに参加者を20万人に増やすことを目指し、オーストラリア国民にラグビーの魅力を届けていく。
- 1月31日にヨーロッパでJourney to Australia 2027がキックオフし、2025年中に、第11回男子大会の出場12枠を争う予選がすべて完了。
- ファンの皆さまは、rugbyworldcup.com/2027に登録して、チケットに関する最新情報をいち早く入手してください。
大会への期待が世界中で高まる中、ワールドラグビーは、2027年10月1日から11月13日までオーストラリアで開催される「ラグビーワールドカップ2027」の開催7都市を正式に発表しました。
活気あふれる文化、ワールドクラスのおもてなし、風光明媚な名所を理由に選ばれたアデレード(Adelaide)|タントーニャ(Tarntanya)、ブリスベン(Brisbane)|ミーアンジン(Meeanjin)、メルボルン(Melbourne)|ナーム(Narrm)、ニューキャッスル(Newcastle)|アワバカル・ウォリミ(Awabakal-Worimi)、パース(Perth)|ブールルー(Boorloo)、シドニー(Sydney)|ガディガル(Gadigal)、タウンズビル(Townsville)|ガンビルバラ(Gurambilbarra)の7都市が、ラグビーユニオンを新たな高みへと押し上げる新たな時代の幕開けとなるような大会の開催地となりました。
男子ラグビーワールドカップ2027は、世界でも最もアイコニックで多様な開催地で最高のラグビーを体験できるまたとない機会をファンに提供します。
ラグビーワールドカップ、52試合がオーストラリアで開催
第11回男子ラグビーワールドカップは、インクルージョン、エキサイトメント、そしてアンビションを体現する大胆なビジョンを掲げ、ラグビーユニオンのショーケースとなるこの大会をオーストラリアの中心地域で開催し、その好影響とレガシーが全国に広がることを目指しています。
パース・ブールルーは、大きな期待が集まる開幕戦、加えてプール戦4試合、ラウンド16における2試合が予定されています。 ニューキャッスル・アワバカル・ウォリミ、タウンズビル・ガンビルバラは、それぞれプール戦4試合を開催し、アデレード・タントーニャでは、大会の第1フェーズ、プール戦5試合が行われます。
メルボルン・ナームでは、プール戦7試合と新たに導入されたラウンド16の2試合を含む合計9試合が開催されます。オーストラリア東海岸では、ブリスベン・ミーアンジンでプール戦6試合、ラウンド16の2試合、準々決勝2試合が開催され、男子ラグビーワールドカップ2027の主要開催地の一つとなります。
最後に、シドニー・ガジガルでは、プールマッチ5試合と、準決勝を含むノックアウトラウンド8試合、そして栄誉あるラグビーワールドカップ決勝戦が開催され、新たなチャンピオンの誕生を祝います。開催都市に関する詳細、および開催国チーム、オーストラリア代表のプール戦会場については2025年の後半に発表する予定です。
RWC 2027 開催都市 |
試合の割り当て |
アデレード | タントーニャ |
プール戦5試合 |
ブリスベン | ミーアンジン |
プール戦6試合、ラウンド16 2試合、準々決勝2試合 |
メルボルン | ナーム |
プール戦7試合、ラウンド16 2試合 |
ニューキャッスル |アワバカル・ウォリ |
プール戦4試合 |
パース | ブールル |
プール戦5試合(開幕戦を含む)、ラウンド16 2試合 |
シドニー | ガディガル |
プール戦5試合、ラウンド16 2試合、準々決勝2試合、準決勝2試合、3位決定戦、RWC決勝戦 |
タウンズビル | グランビルバラ |
プール戦4試合 |
ワールドラグビー会長のブレット・ロビンソンは次のように述べました。「男子ラグビーワールドカップ2027開催に向けて、新たな重要なマイルストーンに到達できたことを嬉しく思います。できるだけ多くのオーストラリアの人々にラグビーワールドカップを届け、この大会がもたらすポジティブな影響とスポーツのレガシーをすべての開催都市コミュニティにおいて最大化するという私たちの決意を、これらの素晴らしい開催都市の選定が反映しています。オーストラリアを象徴する都市と豊かな文化は、素晴らしい雰囲気を醸し出してファンと選手たちを迎え、6週間にわたって、オーストラリアをひとつにまとめるでしょう。私たちは、開催各都市と協力し、この大会を歴史に残るものにしたいと考えています。」
ラグビーオーストラリアの最高経営責任者、フィル・ウォーCEOは次のように付け加えました。「ラグビーワールドカップは世界最大のスポーツ大会のひとつです。オーストラリアはその2027年大会で世界を迎えることを非常に楽しみにしています。オーストラリアはこのメジャーな大会の開催国として豊富な歴史を持っており、実に40年近く前に第1回ラグビーワールドカップを共同開催しています。きっと今回の大会は、スタジアムに集まる何十万人もの観客と、世界中の何億人もの視聴者を魅了し、夢中にさせることでしょう。」
「男子ラグビーワールドカップは、我が国にとって非常に貴重な機会となります。経済効果をはじめ、ファンの活性化や次世代の選手たちへのインスピレーションなど、RWC 2027はオーストラリアに長年にわたるインパクトを残すでしょう。」
「また選手たちにとっても、自国開催のラグビーワールドカップで、開催国代表として出場することは最高の栄誉です。私のキャリアにおける最高の栄誉のひとつは、2003年大会で決勝戦のフィールドに立ったことであり、現代のワラビーズたちが、自国開催のラグビーワールドカップで、熱狂的なファンの前でゴールドのジャージを着てプレーする感動、興奮、喜びを経験できることは、非常に喜ばしいことです。」
現ワラビーズのキャプテン、ハリー・ウィルソン選手は次のように付け加えました。「自国開催のラグビーワールドカップがどれほど意義深いものであるかは言葉では言い表せません。そして開催都市が決定したことで、さらに興奮と期待が高まっています。」
「2003年にオーストラリアで大会が開催された時、家族とともにニューサウスウェールズ州に住んでいました。私はまだ子供でしたが、あの大会で地元コミュニティがどれほど盛り上がっていたか、今でも鮮明に覚えています。選手として、ラグビーワールドカップは常に憧れの大会です。2年後、オーストラリア全国が私たちを応援してくれるでしょう。」と語るのは、ニューサウスウェールズ州のクリス・ミンズ首相。「ニューサウスウェールズ州が男子ラグビーワールドカップ2027の開催権を獲得し、トップに立ったことを嬉しく思います。決勝戦の開催地となり、また他のどの州よりも多くの試合を開催することになり、NSWが世界的なスポーツイベントの開催地としていかに魅力的であるかが証明されました。」
「世界中のラグビー大ファンの皆さん、オーストラリア旅行の計画を立て始める時が来ました。素晴らしいスポーツ観戦ができるだけでなく、世界一の州を巡る旅も楽しめます。素晴らしい国立公園、また他に類のない美しいハーバービューなど、魅力満載です。」
オーストラリアとラグビーにもたらすポジティブなインパクト
オーストラリアのラグビー黄金期の真っただ中に開催される男子ラグビーワールドカップ2027は、24チームが参加する初の大会として、より多様でつながりを強めたファン層を育成し、さまざまなバリアーを打ち破ります。オーストラリアの人々や地域のラグビー界にポジティブなレガシーを残し、競技のフィールド内外で新たな時代を切り開くでしょう。
6週間にわたる大会開催期間中、海外からの来訪者は25万人と見込まれており、また、7開催都市およびオーストラリア全土にもたらす直接経済効果は13億豪ドルと予測されています。2029年までにラグビー参加者を20万人に増やすことを目指し、今大会を通じてラグビーを国全体で盛り上げていきます。
男子RWC 2027の予選プロセスは明日キックオフ
予選経路は金曜日に開始し、まだ出場権を獲得していないチームを対象に「2027年オーストラリアへの旅」がスタートします。2025年には、世界中のチームが、出場12枠をめぐって各地区予選で競い合います。
男子 RWC 2027 の予選プロセスに関する情報はこちらをお読みください >>
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