ラグビーアフリカカップ2021では出場12チームが3チームずつ4つのプールに分かれ、プールAとプールBは2021年7月3-11日に、プールCとプールDは7月9-18日に対戦しました。
ナミビアはコートジボワールとの初戦を13-24で落としたショックを克服し、プールAを1位で突破して次のステージに進出。コートジボワールは2位で通過し、マダカスカルが3位になりました。
プールBではセネガルが2戦2勝で首位になり、ケニアがザンビアを押さえて2位に入りました。セネガルとケニアは、3チームがそれぞれ1勝ずつ挙げる混戦となったプールCで、ガーナを押さえて次に進みました。
チュニジアが参加できなかったプールDは2チームの争いとなり、ザンビアとブルキナファソが次のステージに駒を進めました。
しかし、マダカスカル、ザンビア、ガーナ、チュニジアのラグビーワールドカップ2023大会への夢はここで潰えました。
その後、ノックアウト方式で行われたラグビーアフリカカップ2022は、準々決勝4試合、準決勝2試合、決勝1試合をフランスのエクサン・プロバンスとマルセイユの2会場に振り分けて2022年7月1-10日に行われました。
準々決勝では、ナミビアがテストマッチレベルでは初顔合わせとなるブルキナファソを71-5で破り、準々決勝第2試合でジンバブエがコートジボワールを38-11で下しました。
ウガンダに42-7で勝利したケニアは、セネガル対アルジェリアの勝者と準決勝第2試合で対戦することになりました。アルジェリアは、キャップジェミニの技術提供によるワールドラグビー男子ランキングで相手よりもかなり下位に位置していましたが、35-12でこの試合をものにしました。
その後、ナミビアは準決勝でジンバブエに34-19で勝って決勝へ進み、ケニアはアルジェリアに36-33で競り勝ちました。
決勝に進んだケニアは、初のラグビーワールドカップ出場まであと80分と迫りましたが、ナミビアが力を見せつけて36-0で勝利しました。
本大会でナミビアは3度の優勝経験のあるニュージーランド、開催国フランス、イタリア、アメリカ1とプールAで戦うことになりました。
ラグビーアフリカカップ決勝で敗れたケニアですが、2022年11月に行われる最終予選大会で2023年大会出場権獲得の可能性を残しています。
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