Whitelockに代わりRetallickが先発出場-ニュージーランドは南アフリカ戦のスコッドを発表
ニュージーランドのヘッドコーチIan Fosterは、10月28日(土)スタッド・ド・フランスで行われる南アフリカ戦のスコッドを発表した。
ニュージーランドのヘッドコーチIan Fosterは土曜にスタッド・ド・フランスで行われる南アフリカ戦のメンバー23人を発表し、準決勝でアルゼンチンと対戦したメンバーから先発と交代要員を一人ずつ変更した。Brodie Retallickはセカンドローとして先発出場し、Sam Whitelockはベンチに下がる。タイトヘッドプロップのNepo LaulalaはFletcher Newellに代わりベンチ入りとなった。
1 Ethan de Groot
2 Codie Taylor
3 Tyrel Lomax
4 Brodie Retallick
5 Scott Barrett
6 Shannon Frizell
7 Sam Cane (c)
8 Ardie Savea
9 Aaron Smith
10 Richie Mo'unga
11 Mark Tele'a
12 Jordie Barrett
13 Rieko Ioane
14 Will Jordan
15 Beauden Barrett
交代要員:
16 Samisoni Taukei'aho
17 Tamaiti Williams
18 Nepo Laulala
19 Samuel Whitelock
20 Dalton Papali'i
21 Finlay Christie
22 Damian McKenzie
23 Anton Lienert-Brown
- Ian Fosterは8月にトゥイッケナムで南アフリカと対戦し、敗戦した時と同じバックスラインを先発として起用したが、フォーワードには3人の変更を加え、Codie Taylor、Brodie Retallick、そしてShannon Frizellが先発に入った。
- オールブラックスの先発メンバーの合計キャップ数は981であり、マッチデーの23人の中にはテストマッチに100試合以上出場した選手が4人いる。
- Will Jordanはオールブラックスとして出場した30テストマッチの中で31トライを決めており、 Joe Rokocoko (34試合)、 Julian Savea (37試合)、そしてDoug HowlettとChristian Cullen(38試合)の記録を上回り、ニュージーランド人としてこのトライ数を最速で達成した選手となった。
- また、彼はRWC2023の中で4試合連続でトライを決めている。1大会で5試合連続でトライを決めたのはRWC1999のJonah Lomuのみとなる。
- 彼はラグビーワールドカップの1大会におけるトライ数で8トライを記録し、Jonah Lomu(1999)、 Bryan Habana(2007)、Julian Savea(2015)と並んだ。しかし、これらの3人の選手の中で大会の最後の試合で9トライ目を決めた選手はいない。
- Sam Whitelockはラグビーワールドカップで初めて3度の優勝を経験する選手となることを目指す。彼は2011年と2015年大会の決勝戦に先発出場している。
- Sam CaneはRWC2023で50本のタックルを仕掛け、外したのは3本のみである。
- Beauden Barrettが、ラグビーワールドカップでスプリングボクスと対戦するのは、2015年の準決勝と2019年のプール戦を入れて3度目になるが、先発として両兄弟であるScott、Jordieと出場するのは初めてとなる。
- Mark Tele’aは、50日前にこの会場で今大会の初トライを挙げた。1大会の初戦と最後の試合の両方でトライを決めたのは、元オールブラックスのMichael Jonesのみであり、彼は1987年のイタリアとの開幕戦とフランスとの決勝戦でトライを挙げた。
- Teleaは、わずか40回のキャリーから大会最多となる31人のディフェンスを突破しており、彼は平均6.7キャリーごとにラインブレイクをしている。
- 彼はトゥイッケナムでスプリングボクスを相手に2回のラインブレイクと11人のディフェンス突破をしており、13回のキャリーからチーム最高の122メートルのゲインラインを達成した。