NZL 73-0 URU:オールブラックスは果敢に攻めたテロスを力で抑えた
木曜日OLスタジアムで、Damian McKenzieが大会優勝3回を誇るニュージーランドを活気づけ、ボーナスポイント獲得の73-0で楽々とウルグアイを破り、ラグビーワールドカップ2023の準々決勝に進んだ。
2021年以来初めてフルバックとして先発したMcKenzieが再び胸おどるパフォーマンスの中心となり、 オールブラックスは3試合連続で50点以上を獲得した。
ウルグアイは最初の20分間オールブラックスと壮絶な戦いを繰り広げ、オールブラックスを苦しめた。16分間で生まれた3トライ(ニュージーランド2トライおよびウルグアイ1トライ)はレビューにより認められなかったが、McKenzieがスクラムの後ろからトライを決め、そこからのニュージーランドは凄すぎた。 次はRichie Mo'ungaで、また5mスクラムの後ろから得点し、McKenzieはタッチライン上で自らのチップキックを拾い、ウイングのWill Jordanへ素晴らしい片手のオフロードでパスを出しトライを演出すると、満員のスタジアムを活気づけた。
後半に入り選手交代が相次いだにもかかわらずペースを見事に保ち続け、ウイングのLeicester Fainga'anukuが後半だけでハットトリックを決め、ニュージーランドはさらに7トライを決めた。メン・イン・ブラックは、相当な勢いを得てノックアウト・ステージに向かう。
Damian McKenzie (Mastercard プレイヤー・オブ・ザ・マッチ/ニュージーランド/フルバック)
「常に楽しい試合で、かなり自由にプレーできたと思います。ウルグアイはディフェンスが非常に良く、突破するのに時間がかかりました。また、その後得点を重ねることができたので、この勝利は誇りに思います。」
「望んでいたところまで行かなくてはなりません。準々決勝では相手が誰であれ、今週からさらに向上して行かなくてはいけないことは分かっています。次の試合が楽しみです。」
Sam Cane (ニュージーランド/キャプテン/バックロー)
「かなり厳しい代表戦で、特に前半は厳しかったです。ウルグアイには苦しめられました。最初の20分は、平常心を保ち、ミスが起こらないよう我慢したので、それが報われ始めました。今回のワールドカップに置いて、ウルグアイの活躍は群を抜いていたと思います。彼らの情熱そしてボールを動かす能力を見るのは楽しめました。ワールドカップで非常にいいパフォーマンスを見せた彼らを称えます。」
Ian Foster (ニュージーランド/ヘッドコーチ)
「非常に誇りに思います。ウルグアイは、研ぎ澄まされた集中力で最初の20分間をプレーし、精神力の強さを見せました。そしてゲームのペースを遅らせることに成功しました。私たちは平常心をうまく保ち、精度が高かったです。先週とは少し違うのが、コンタクトエリアで力負けせずに抜けなくてはいけないところでした。素早くボールを出すのが大変でしたが、選手の忍耐力には満足しています。」
Esteban Meneses (ウルグアイ/ヘッドコーチ)
「選手およびスタッフのことを誇りに思います。私たちは歴史を作るためにここにきました。ニュージーランドは世界でも最高のチームです。最初の20分は、うまくプレーしました。相手は接点で非常にタフなチームです。今回のワールドカップでのウルグアイを、とても誇りに思います。」
「選手たちの情熱が大好きです。素晴らしい。彼らは、気持ちでプレーしています。非常に優秀な選手たちで、立派な人間です。彼らのことを愛しています。」
Andrés Vilaseca (ウルグアイ/キャプテン/センター)
「素晴らしいワールドカップを過ごしたと思います。開催国のフランス、イタリアと戦い、ナミビアには勝利し、今日、世界最高のチームであるニュージーランドと戦いました。大切なことは学びであり、ベストを尽くし、ウルグアイでラグビーを普及させることです。これまで素晴らしい経験でした。」