ChildFund Rugbyが、ワールドラグビーとラグビーワールドカップ2023の主要ソーシャルインパクトパートナーとして人々の生活に変化をもたらす
ワールドラグビーとChildFund Rugbyは、ラグビーの持つ力を前向きな社会改革の手段として活用し、ラグビーワールドパップ2023をパートナーとの取り組みがもたらす影響力を強調する舞台としており、ラグビーが世界中の子供と若者の生活と将来の見通しを変える重要なツールであると考えています。
2019年の発足以来、このパートナーシップにおいてChildFundは2014年以降に700万ポンドを調達し、合計で130万ポンド以上を集めました。ラグビーの力をすべての人を団結させる要因として活用し、世界中の弱い立場にあるコミュニティに該当する6万人以上の子供たちが、リーダーシップや肯定的な社会改革について学んでいます。この活動により、子供たちは人生における重要な課題を克服する為の能力を身につけています。
これまで、ChildFund Rugbyはラオス、マダガスカル、トルコ、フィジー、ブラジルを含む世界30以上のラグビー協会と提携しています。
ChildFund Rugbyはラグビーパートナーと密に連携し、「パス・イット・バック」というライフカリキュラムを開発しました。このプログラムでは、子供と若者がジェンダー平等を達成し、不平等を減らし、地域社会での暴力終止を支援し、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて取り組んでいます。
これらのパートナーシップは女性の参加に大きな影響を与えており、全登録選手の59パーセント、そして認定されたコーチの60パーセントが女性となっています。この取り組みの成果として、中には地域社会や国際社会において重要なリーダーシップを担うようになった女性もいます。
フィリピンのコーチであるJenjenは、「コミュニティの中で、リーダーシップの役割を成功裏に果たせるという自信と信念は全て、パス・イット・バックでの経験から生まれました。それまでは、リーダーシップという考えは私にはありませんでしたが、選手としてのラグビーを経験し、コーチになったことで、自分に何ができるのかを理解することができました。」と述べました。
ChildFundオーストラリアの最高経営責任者であるMargaret Sheehan氏は、ワールドラグビーの継続的な取り組みに感謝し、影響力のあるこのパートナーシップをさらに発展させていくことに高い期待感を持っています。
「Jenjenのような人は、このパートナーシップが世界中のコミュニティに提供する価値を示しています。私たちの協会のパートナーシップは、将来の見通しを変え、若者が活躍し、持続可能な未来を築く事ができる力のあるリーダーを多く有する地域社会実現への道へと導くものです。
ワールドラグビーの支援により、私たちは結束、誠実さ、そして敬意を素晴らしい試合を通して実現し、若者の将来に様々な見通しを与えることができます。」
ワールドラグビーの最高経営責任者を務めるAlan Gilpin氏は次のように述べました。「支援を最も必要としている人々に、真の変化をもたらすプロジェクトである、ChildFund Rugbyのパートナーであることは身の引き締まる思いと同時に爽快でもあります。
ラグビーのコミュニティが世界中で人々の生活に真の変化をもたらしているのを目にし、感激しています。また、ChildFund Rugbyと共に、ワールドラグビーが今度も、世界中の社会的に弱い立場に置かれている若者に対して、前向きな成果を生み出し続けることを確信しています。」