GEO 18-18 POR:ポルトガルとジョージアが興奮あふれる試合を披露。
ジョージアおよびポルトガルはラグビーワールドカップ2023で興奮あふれる試合を披露し、土曜日スタジアム・ド・トゥールーズで行われたプールCでの対戦は18-18の引き分けに終わった。
Raffaele Stortiの2トライでポルトガルはラグビーワールドカップ史上初の勝利を確実にしたかに見えた。しかし、ジョージアはTengizi Zamtaradzeのトライで同点にするも、Luka Matkavaがコンバージョンに失敗。ポルトガルも、成功してれば勝利をつかみ取ったはずの最後のペナルティキックを外した。
両チームは前半、ジョージアのウイングAkaki TabutsadzeとポルトガルのStortiが激走の末にゴールラインを越えてトライを挙げた。 前半終了の直前にポルトガルのプロップFrancisco Fernandesにイエローカードが出され、ジョージアが13-5とリードしてハーフタイムを迎えた。
後半、Zamtaradzeがタッチダウンするまでの間、ポルトガルのスクラムハーフSamuel Marquesによる2つのペナルティキックとStortiのトライで、ポルトガルは歴史的勝利を決定付けたかと思われた。
Mastercard プレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたポルトガルのフライハーフ Jerónimo Portela は試合の最後のキックを振り返りこう語った。
「非常に競った試合でしたが、最後のキックで勝てると本当に思いました。」
「ミスもありましたが、そこを見直して次に活かしたいと思います。」
「後半はとても良かったです。初めての引き分けで、私たちは歴史を作りました。この試合に勝つために6月から取り組んできました。まだ2試合残っているので、前に進まなくてはいけません。」
「すべてのポルトガル人のファン、そして会場に来てくれた皆さんに感謝したいと思います。」
悔しさを滲ませるジョージアのヘッドコーチLevan Maisashviliは、0対13の劣勢からのポルトガルの反撃について次のように語った。「これがラグビーです。前半戦だけを見てラグビーを語ることはできません。 前半、私たちは本当に懸命にプレーしましたが、後半はポルトガルが随所で優勢でした。私たちは後半、すべてのチャンスをものにできませんでした。」
「私たちは彼らのチームのことを知っていますが、私たちはチャンスの場面でその機会を活かし切れず逃してしまいました。今日はボールを失うことが多く、またブレイクダウンもダメでした。 ポルトガルは後半とても良いプレーをしました。」
ポルトガルのヘッドコーチPatrice Lagisquetは「前半はあまりにもひどいものでした。私たちはキッキングゲームを外し、ラインアウトでのミスもあり、規律を欠いていました。しかし、私たちはハーフタイムになってもまだ試合に集中していました。」と語った。
「(最後の)あのボールは越えてほしかったですが、(引き分けという)結果は、チームにとって良かったです。」