ITA 38-17 URU:イタリアが逆転でウルグアイを破る。
イタリアが後半で4トライの反撃を見せ38-17で勝利を収め、スタッド・ド・ニースで脈動を感じるようなプールAでの対戦で、衝撃的な勝利へのウルグアイの望みを打ち砕いた。
ウイングLorenzo Pani の得点でイタリアが序盤リードするが、セカンドローのNiccolo Cannoneがイエローカードをもらうと、ウルグアイはペナルティトライで同点。その時にDanilo Fischettiもシンビンでチームメイトと同じく退場となった。
ウルグアイは、イタリアが2人いない間の優位を生かしてNicolas Freitasを送り込んだ。Felipe Etcheverryがドロップゴールで追加点をあげ17 ー 7で前半をリード。ウルグアイのフライハーフが序盤のペナルティキック2本を外していなければ、点差はさらに広がったはずだった。
キャプテンMichele Lamaro、Montanna Ioane および Lorenzo Cannoneらが、最後の10分で3トライを挙げ(最初の2トライはAndres Vilasecaがイエローカードをもらった後)ボーナスポイントを獲得。 Juan Ignacio Brexは5本目のトライを決め、イタリアは2戦して2勝とした。
Mastercard プレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたキャプテンのMichele Lamaroは、アズーリにとって厳しい前半のあと勝利を収めたことを喜んだ。
「このチーム、私たちは家族です。」と言い「非常に厳しい試合でした。私がウルグアイの選手たちに自らのパフォーマンスに誇りを持っていいと言いました。私たちに多くのプレッシャーをかけてきましが、そんな時に一番大事なのは、チームがどれだけ強い状態でいるか、です。後半、私たちをそれを示し、できることはすべて打ち砕きました。」
「チームメイトを、とても誇りに思います。この瞬間を、残りの人生で彼らと分かち合います。」
Kieran Crowleyは、前半の”乱雑な”プレーを嘆いたが、そこからの対応を褒めた。
「規律が悪くてダメだった。自陣40メートル内で7つターンオーバーを出したのですが、それはやっちゃいけないことです。」と語った。
「ウルグアイが私たちにかけたプレッシャーで、代償を払わされました。そこからハーフタイムに入って言ったのは、ボールを保持して遠慮なくダイレクトにいけ、と言うことでした。選手は言われた通りにうまくやり、いいトライをあげました。最後は満足ですが、神経をすり減らすような前半でした。」
ウルグアイのフランカーSantiago Civettaは、ワールドラグビー世界ランキング17位のウルグアイ代表が、12位のイタリアと対戦するこの試合を、2027年のラグビーワールドカップ出場を決める機会として目標にしていたと話した。
「本当に壮大な戦いでした。」とSantiago Civettaが語った。「できる限りのことはやりました。自分たちが考えていたよりもたくさんミスをしてしまい、イタリアはそのミスを突いてきました。彼らは私たちよりも優れていたのです。」
「正直なところ、かなり悔しいです。この試合に大きな夢を描いていました。大きな夢は叶うときもあれば、叶わないときもあります。私たちは努力し続けなければなりません。あと2戦あるので、しっかりと準備をしなくてはなりません。」
ヘッドコーチEsteban Menesesの発言。「歴史的な偉業を成し遂げるためにここに来ましたが、イタリアは後半、本当に見事なプレーを見せました。彼らにおめでとうと言いたいです。」
「私たちの目標はイタリアとナミビアでした。かなり厳しい試合でしたが、次のステップはナミビアです。その試合に向けて、今からしっかりと準備するつもりです。」