ラグビーワールドカップ2023フランス大会期間中、ワールドラグビーがオンライン上での誹謗中傷からマッチオフィシャルと選手を保護
- ワールドラグビーは、オンラインコミュニティを保護し、ヘイトスピーチや誹謗中傷に対する措置を講じるためSignify Groupと提携
- ラグビーワールドカップ2023のすべてのマッチオフィシャルやチーム全体においてウェルビーングの中核となるサービスを提供
- ワールドラグビーが、オンライン上での誹謗中傷を監視し、適宜措置を講じることを説明する明確なゼロ・トレランス声明を発表
- 参加者のウェルビーングは、ワールドラグビーおよび各国協会にとって最優先事項である
ラグビーワールドカップ2023フランス大会開催期間中、オンライン上での誹謗中傷からすべてのマッチデー・オフィシャルとチームのスコッド選手を保護するため、変革的措置の導入をワールドラグビーが本日発表した。
この動きは、スポーチ理念を促進および保護するためのワールドラグビーの広範な取り組みとラグビーワールドカップ2023が掲げる、スポーツの一体感と前向きな変化を促進する最大の祭典であるという信念を裏打ちする。
ワールドラグビーは、データサイエンス企業のSignify Groupと提携する。同社は、すべてのトーナメントのマッチオフィシャル、選手、コーチに対するオンライン上での保護シールドを備えるためにAI駆動型脅威マトリックスサービスを活用する。サービスの内容は次のとおり:
- トーナメント全体を通して、X(旧Twitter)やInstagramなどの主要プラットフォーム上のオープンソースデータをリアルタイムで積極的に監視
- 画像や絵文字を含め、30言語以上に対応
- 確実に適切な措置を講じるため、暴力的なコンテンツやアカウントをプラットフォームに毎日報告
- プラットフォームのコミュニティーガイドラインに違反していることが証明された場合、暴力的なコンテンツを投稿しているアカウント所有者の削除/制裁を迅速化
- ラグビーの国内および国際試合から個人を追放するための証拠を各国協会に提出
- 最も悪質な事例は、関係法執行機関に報告される可能性があり、「偽」のアカウントを使用して隠れている最も悪質な乱用者の正体を明らかにできる
ワールドラグビーのCEOであるAlan Gilpinは次のように述べている。「ラグビーはあらゆる人を対象にしたスポーツです。このスポーツを、できる限りインクルーシブで親しみやすく、関連性のあるものにするという責任を真剣に受け止めています。これには、オンライン上の憎悪は容認されるものではないという強いメッセージを伝え、誹謗中傷や有害コンテンツに有意義な措置により取り組むことが含まれます。」
「ワールドラグビーの最高コミュニケーション責任者であるDominic Rumblesは次のように述べた。「良い模範を示し、選手やマッチオフィシャルを保護するためにできる限りの手を打つことは、ワールドラグビーや協会にとって重要です。また、その福祉をソーシャルメディアの分野に拡大することは合理的かつ時宜にかなっています。」
「競技場内外での誹謗中傷は、私たちの試合にふさわしくありません。本日の発表では、実績のある専門企業Signifyとの提携により、ラグビーファミリーに向けたオンライン上の憎悪の対処に、私たちがどの程度重点的に取り組んでいるかについて説明しています。今回の発展は、前向きな変化を推進し、一体感や結束力を称賛するためのより広範な大会目標に反映されたものでもあります。このような取り組みはすべて、ワールドラグビーが実現に向けて尽力している、広い旅の一部なのです。」
Signify GroupのCEOであるJonathan Hirshlerは次のように述べている。「マッチオフィシャルや選手が完全に競技場内での職務に集中でき、不道徳なオンライン上の誹謗中傷に気を取られたり、傷つけられたりする可能性を防ぐため、より安全なオンライン上のスペースを設けるための、ワールドラグビーとの連携を嬉しく思います。ますます多くのスポーツ団体がこのような問題を真剣に受け止め始めており、福祉がその哲学の中核をなすワールドラグビーと協力し、尊敬の上に成り立つスポーツにおいて、前向きな変化を推進できるのは非常に素晴らしいことです。」
Signify Groupについて:
2017年に創設されたSignifyは、倫理的なデータサイエンスや人工知能を専門とする企業で、ファン、消費者や一般大衆が本当に関心があることをより深く理解するために、オープンソースデータを活用する。同社の業務は、スポーツ事業、民間部門、NGOなど多岐にわたり、組織にとって最も重要な人々とより効果的なコミュニケーションを図るために役立つ見識を提供している。AIやオープンソースのフォレンジック調査技術を駆使した脅威マトリックスは、オンライン上の誹謗中傷から個人を保護するために2020年に導入された。このサービスは成長し多角化が図られ、スポーツ部門において大幅なトラクションを獲得している。クラブ、リーグ、選手協会、連盟、国際的なスポーツイベント組織がアスリートやその他の関係者を保護するために使用し、調査や情報支援においても活用されている。www.signify.ai