ワールドラグビーとキャップジェミニ、変革的なラグビーワールドカップ2023のワールドワイドパートナーシップを発表
ワールドラグビーは、新たに展開する幅広いパートナーシップについて発表。2023年にフランスで開催されるラグビーワールドカップのワールドワイドパートナーファミリーにキャップジェミニが加わることになりました。テクノロジーの力を活用して組織の変革を支援する世界的リーダー、キャップジェミニ(Capgemini) は、ワールドラグビーの「グローバル・デジタル・トランスフォーメーションパートナー」も兼任します。
今回の発表により、キャップジェミニは男子・女子HSBCワールドラグビー・セブンズシリーズでのグローバル・イノベーション・パートナーシップの成功をバネに、ワールドラグビーの主要組織との関係を更に深めていきます。今回の契約により、キャップジェミニはイノベーションとテクノロジーに関する専門知識を活用し、スタジアムや放送・デジタルプラットフォームで観戦を楽しむ何百万人ものファンのために、大会の体験をより豊かなものにしていきます。
キャップジェミニは、ワールドラグビーのグローバル・デジタル・トランスフォーメーション・パートナーとして、ワールドラグビーが最近発表した戦略計画とプレーヤーウェルフェア向上戦略の主要項目を達成できるよう、革新的なデジタルソリューションを国際連盟に提供し、ラグビーの発展をあらゆるレベルでサポートするため、その役割を十分に果たしていきます。キャップジェミニはまた、男子・女子ワールドラグビーランキングや、毎年開催される「ワールドラグビーアワード」でのドリームチームのプレゼンティングパートナーを務めます。
ワールドラグビーの最高責任者であるアラン・ギルピンは次のように述べています。「2023年にフランスで開催されるラグビーワールドカップのワールドワイドパートナー6社の1社としてキャップジェミニを迎えることができ、私たちは大変嬉しく思っています。」
「このパートナーシップは、単なるブランド提携ではなく、多くの共通の価値観を持つ2つの組織が目的を持って結ぶ関係です。これは、革新を続け、新しい技術やデジタルプラットフォームを取り入れることでファンとの関係を深め、ファンの体験を豊かにするという我々の野心を反映しています。 キャップジェミニは、私たちがこの共通のビジョンを実現するための完璧なパートナーです」。
「France 2023 のキックオフまであと2年となりましたが、私たちの状況は好調で、大会準備は大変順調に進んでいます。ワールドワイドパートナー商業プログラムは、キャップジェミニのような新しいパートナーを惹きつけており、これまでに開催されたラグビーワールドカップの中で最もインパクトがあり持続可能な大会になるでしょう。またラグビー生誕200年目を記念し、ラグビー、そしてラグビーの価値を祝福する素晴らしい大会になると確信しています。」
キャップジェミニの最高経営責任者であるアイマン・エザット氏は次のように述べています。「キャップジェミニでは、ラグビーコミュニティが持つ価値を共有しています。情熱、チームスピリット、ダイバーシティーは、私たち両者にとって共通の重要な原動力です。キャップジェミニがそのテクノロジーに関する深い専門知識を提供し、世界的な大規模スポーツイベントの一つとなる2023年の大会をより豊かなものにすることができると思うとワクワクします。この新たなワールドワイドパートナーシップは、世界を舞台に活躍するキャップジェミニグループの国際的な存在感と多様性を反映しています」。
France 2023の最高責任者、クロード・アチェ会長は次のように述べています。「国際スポーツイベントのモデルが進化する中で戦略的パートナーの役割はますます重要になります。フランス2023組織委員会が今年初めに立ち上げた教育プログラム「Campus 2023」に参加する3,000人の実習生のために、キャップジェミニとのパートナーシップにより、革新的なデジタルプラットフォームの構築に着手しました。私たちは、ラグビーワールドカップ2023大会全体の成功とレガシーに貢献する多くの有意義なプロジェクトで、キャップジェミニと協力していくことを楽しみにしています」
キャップジェミニは、このショーケースイベントに参加するソシエテ・ジェネラル、Mastercard、アサヒに続く4社目に決定したラグビーワールドカップ・フランス2023ワールドワイドパートナーです。ゲームチェンジャーとなったラグビーワールドカップ2019日本大会以降、ラグビーワールドカップへの関心はますます高まっており、ワールドラグビーは年内に残りの3社のパートナーを決定し、国際的なブランドの豪華なラインナップが完成することを確信しています。
9月8日、世界のラグビーファミリーは、象徴的なスタッド・ドゥ・フランスで開催されるラグビーワールドカップ2023の開幕戦、ホスト国フランス対ニュージーランドの試合まであと2年の節目を迎えます。すでに100万枚のチケットが世界中のファンに購入されており、ラグビー最大の大会の世界規模での魅力が証明されています。
編集者への注釈
ワールドラグビーについて
ワールドラグビーは国際競技連盟であり、6つのリージョナルアソシエーションを通じて加盟している128カ国の加盟協会・連盟と、5億人以上のラグビーファンと1,000万人以上の選手たちが構成するグローバルムーブメントです。
アイルランドのダブリンに本拠地を置くワールドラグビーの目的は、その価値に忠実に、みんなのためのグローバルスポーツというビジョンのもと、ラグビーをより意義のある身近なスポーツにすることでラグビーの発展を図ることです。ラグビーの大きな発展の原動力となっているのは、ワールドラグビーが主催する数々の主要大会です。旗艦大会である男子・女子ラグビーワールドカップをはじめ、ラグビーの未来のスターを称えるU20チャンピオンシップ、そして新規ファンを惹きつける刺激的な男子・女子ラグビーワールドカップ・セブンズやHSBCワールドラグビーセブンズシリーズまで、その種類は多岐にわたっています。
男子ラグビーワールドカップの経済的成功により、ワールドラグビーは、遊び場から表彰台まで、スポーツの発展と成長のために記録的な規模で投資を行うことが可能となり、ラグビーができるだけ多くの人々にとって身近で楽しいものにすることができます。当国際連盟は2020年から2023年にかけて5億6500万ポンドを超える投資を行う計画で、これはその前の4年間での投資額の22%増となります。
https://www.world.rugby/vision
キャップジェミニについて
キャップジェミニは、テクノロジーの力を活用して企業のビジネスを変革し、管理するためのパートナーとして世界をリードしています。キャップジェミニグループは、包括的で持続可能な未来のために、テクノロジーを通じて人間のエネルギーを解き放つという目的に基づいて日々活動しています。世界約50カ国に29万人のチームメンバーを擁する、責任感と多様性を兼ね備えた組織です。キャップジェミニは、50年にわたる強固な伝統と深い業界専門知識を持ち、クラウド、データ、AI、コネクティビティ、ソフトウェア、デジタルエンジニアリング、プラットフォームなど急速に進化する革新的なクラウドの世界を追い風に、戦略や設計から運用まで幅広いビジネスニーズに対応し、お客様から信頼を得ています。2020年度におけるグループ収益は160億ユーロを報告しています。
Get The Future You Want (欲しい未来を手に入れよう) | www.capgemini.com
ラグビーワールドカップ2023について
ラグビーワールドカップ2023は、9月8日から10月28日までフランスで開催され、10の開催都市9会場で試合が行われます。男子ラグビーワールドカップとしては10回目、フランスでの開催は2007年の記念すべき大会に続いて2回目となります。
RWC 2023は、ラグビースクールの生徒であるウィリアム・ウェブ・エリスが、1823年にボールをキャッチして走った(ランニングイン)という「見事なルール無視」によってラグビーフットボールを発明したと言われてから200年目の年に開催されます。
RWC 2023は、持続可能性を目指す行動、循環経済、教育・訓練・雇用の支援、環境保護、ジェンダー平等のチャンピオンになることでインクルーシビティーを促進する、という大会における4つの重要な柱を目指し、社会的責任、インクルージョン、持続可能性において、大規模なラグビー大会としての新しい基準を設定します。
男子15人制のショーピースイベントであるラグビーワールドカップ2023には、Japan 2019のプールステージで上位3位以内に入り直接出場権を得た12チームと、世界での予選プロセスを勝ち抜いた8チームの計20チームが参加し、51日間の開催期間で48試合が行われます。