開催国フランス、ブロックバスターのRWC 2023開幕戦でニュージーランドと対戦
- 第10回ラグビーワールドカップ、開幕戦は超大型対戦で華々しいスタート
- RWC 2023の開幕戦と決勝戦はスタッド・ドゥ・フランス (Stade de France)で開催
- プール戦の日程を延長し、ダブルヘッダーの週末を入れることでスリル満点の舞台が完成
- 大会はフランス全土9都市で開催、フランス国内どこからでもアクセス可能な大会
- フランスが目指す特別でサステナブルなラグビーワールドカップの開催
- チケット販売に関する情報は3月4日に発表予定
- France 2023、ラグビー生誕200年を祝う準備が整う
フランス全土を巻き込み、プレーヤーとファンを中心に考えたラグビーワールドカップ2023。ワールドラグビーとFrance 2023組織委員会が待望の大会試合日程を発表しました。
いつもより長い8週間に及ぶ大会開催は、2023年9月8日の開幕戦で開催国フランスがこれまで3回優勝に輝いているニュージーランドと対戦するなど最高に華々しいスタートを切り、ラグビー生誕200年のお祝いにぴったりのキックオフとなります。
ベスト・オブ・ラグビー、ベスト・オブ・フランス
ラグビーワールドカップ2023はフランス全土を巻き込む、真の「フランス大会」となります。それぞれの開催都市で少なくとも4試合が行われ、そのうち少なくとも1チームはRWC 2019のベスト8入りチームの試合となり、ラグビー フィーバーでフランスを一つにしようというコミットメントが実現するかたちです。
史上最も身近なラグビーワールドカップにする。そしてフランスにおいて新たなオーディエンスを惹きつけるという使命に沿って、人口の80パーセントが試合会場から2時間圏内に住んでいること、また外国から訪れるファンが開催国フランスで最も素晴らしい場所を楽しめるような会場選びを行いました。
プール組分け抽選でスリル満点の試合の見通しが立った後、延長したプール戦フェーズによって大会の対戦が水曜日と日曜日の間に集中する一方、本大会で初めて月曜日と火曜日が休養日となり、チームもファンも試合を振り返りながら一息つくことができるようになります。出場チームにとってもファンにとっても最高の体験となることでしょう。
開幕戦が行われる週末のハイライトの一つは、2007年の大会でファンに最も人気のあった会場、マルセイユでのダブルヘッダー。開幕の第1土曜日にRWC 2019で準優勝に輝いたイングランドが同プールDのアルゼンチンと対戦。翌日の日曜日にはRWC 2019大会のチャンピオン、南アフリカがスコットランドと対戦。ファンの皆さまはワールドクラスの壮大な2試合が行われる9月の週末を南フランスで楽しむことができます。
流線状に配置した開催都市は、世界のトップ20チームを迎え、各プールの上位2チームが準々決勝に進みます。プール戦の最後を飾る対戦は象徴的にも6カ国対抗のライバル、スコットランド対アイルランド。サン・ドニで熱戦を繰り広げます。一方ナントではファンの一番人気を誇る日本はアルゼンチンに挑みます。
マルセイユのスタッド・ヴェロドローム(Stade Vélodrome)とサン・ドニのスタッド・ドゥ・フランス(Stade de France)では10月14日と15日に準決勝が行われ、8万人の収容規模を誇るフランスのシンボル、スタッド・ドゥ・フランスでは更に準決勝2試合が10月20日(金)と21日(土)に行われます。10月27日(金)には3位決定戦が行われ、翌日28日(土)には遂にラグビーワールドカップ2023チャンピオンが決定します。
RWC 2023大会の試合日程表をダウンロード >>
スケジュールの新たなフォーマット
国際ラグビー選手会、開催都市、また放送局との連携を通じワールドラグビーとFrance 2023組織委員会が共同開発したこの革新的な大会日程は、出場チームとファンの体験を最重要視して策定されました。大会史上初めて、全チームが試合と試合の間の休養日を最低でも5日間確保し、スコッドの最高人数を33人に拡大するなど、選手の回復と次の試合への準備を最適化すると同時に、ピッチでのパフォーマンスの向上が可能になりました。
全試合を水曜日から日曜日の間に行うことで観客動員数と中継視聴者数を最大化し、開催都市は、7週間にわたるダブルヘッダーウィークエンドのフェスティバルの開催地となります。記録的な経済効果を生んだRWC 2019を土台に社会とラグビーに確固とした影響を残そうとするFrance 2023は、大会史上最もインパクトのあるサステナブルなラグビーワールドカップの実現を目指します。
ワールドラグビーのサー・ビル・ボーモント会長は次のように述べています。「世界中のファンの皆さまにとって、この大会試合日程の発表は、ラグビーワールドカップに息が吹き込まれる瞬間であり、ラグビーワールドカップ・フランス2023への道のりのエキサイティングなマイルストーンです。大会スケジュールは出場チームとファンの皆さまを中心に考えて策定したものであり、スリル満点で、生誕200年を祝う歴史的にも大変特別なラグビーワールドカップになるプラットフォームを提供するものだと信じています。」
「この史上最も公平でフェアなRWC大会スケジュールの策定に尽力してくれたFrance 2023組織委員会の仲間たちに感謝いたします。ファンの皆さまもきっと2023年が待ち遠しいと思っているに違いありません!」
France 2023のCEO、クロード・アチェ氏も次のように述べています。「France 2023組織委員会は、本日ワールドラグビー と一緒に発表となった大会スケジュールを大変誇りに思います。メジャーなスポーツイベントにおけるプレーヤーウェルフェアの向上を目指した金銭的増資は前例のないものです。大会スケジュールの新たなフォーマットは出場チームの全てに対してより公平な基盤を提供します。9つの開催都市及び地域がRWC 2019の準々決勝進出チームのうち少なくとも1チームを迎えることができることになり、フランス全国から可能な限り多くのオーディエンスが試合を観戦する機会と、大会が提供するあらゆる楽しさを満喫するチャンスが与えられることになりました。このことを念頭に、この大会スケジュールがラグビーワールドカップ史上最も競争力のあるエンターテインメント価値のある大会の実現を可能にしてくれると信じています。」
チケット販売に関する情報は3月4日に発表
大会の準備が加速する中、ラグビーワールドカップ2023のチケット販売プログラムが来月発表され、最初のチケット販売が開始します。アラン・ギルピン(ラグビーワールドカップの責任者)とクロード・アチェ (France 2023 CEO)によるバーチャル記者会見は2021年3月4日、08:00 (GMT)に行われ、詳しい内容が発表されます。そこでメディアの皆さまからのご質問にもお応えします。
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