ラグビーワールドカップ2023プール組分け抽選会の準備整う
- 12月14日、ラグビーワールドカップ2023のプール組分け抽選会がパリで行われる
- 抽選会は、厳格な衛生措置を講じた上、象徴的なパレ・ブロンニャールで開催
- 2020年1月1日時点でのワールドラグビー世界ランキングに基づいてシードを決定
- プレーヤー、コーチ、そしてファンの皆様はワールドラグビー のプラットフォームでRWC 2023プール組分け抽選会のライブ配信がご覧いただけます。
ワールドラグビー とFrance 2023組織委員会はラグビーワールドカップ2023のプール組分け抽選会をパリのパレ・ブロンニアで12月14日に行うと発表しました。
1908年に建造された象徴的なパリの会場で開催するこのイベントはチームやファンの皆様にとってラグビーワールドカップに息吹を吹き込むイベントとなります。抽選会の模様はワールドラグビー のデジタルチャンネルで生配信され世界中のファンの皆様は生配信をストリーミングしてご覧いただけます。
ラグビー誕生200周年を記念するラグビーワールドカップ2023には20カ国の代表チームが出場、うち12チーム(南アフリカ(優勝国)、イングランド、ウェールズ、ニュージーランド、日本、フランス、オーストラリア、アイルランド、スコットランド、イタリア、アルゼンチン、フィジー)はラグビーワールドカップ2019大会での各プール組の上位3位に入ったことで自動的に出場権を獲得しています。
これまでのラグビーワールドカップと同様、ワールドラグビー の世界ランキングに基づきシードを決定し、1バンド4チームで構成される3つのバンドに配分されます。
残りの出場枠8チームは、地区予選の結果に基づき決定し、チームの相対的な強さによってバンド4及びバンド5に配分されます。以下、残りの出場枠予選地区:アメリカズ1、アメリカズ2、ヨーロッパ1、ヨーロッパ2、アフリカ1、オセアニア1、アジア/パシフィック1、最終予選優勝者(敗者復活戦優勝者)
2020年は新型コロナウィルス感染の世界的拡大が国際ラグビーに与えた影響を踏まえ、また出場権を獲得しているチームの公平性を担保するため、ラグビーワールドカップ理事会は2020年1月1日時点のワールドラグビー 世界ランキングに基づいて5バンドを配分することを決定しました。
2020年1月1日時点での5バンド:
- バンド1:南アフリカ、ニュージーランド、イングランド、ウェールズ
- バンド2:アイルランド、オーストラリア、フランス、日本
- バンド3:スコットランド、アルゼンチン、フィジー、イタリア
- バンド4:オセアニア1、ヨーロッパ1、アメリカズ1、アジア/パシフィック1
- バンド5: アフリカ1、アメリカズ2、最終予選優勝者
ワールドラグビー のサー・ビル・ボーモント会長は次のように述べています。「ラグビーワールドカップ・フランス2023開催までの重要なマイルストーンであるこの抽選会は、チームやプレーヤーの皆さんにとって大会に息吹を吹き込む瞬間となり、ここから開催会場配置、最適な試合日程、そしてもちろんチケット販売プログラムなど運営上重要な要素における取り組みが可能になります。
「新型コロナウィルス感染の状況を踏まえ、出場チームの公平性を担保するため今年初頭の時点での世界ランキングに基づくものにする必要がありました。未曾有の状況において速やかに計画を進め、実に壮観で特別なラグビーワールドカップ2023にするため準備を加速し続けなければなりません。
「RWC 2023プール組分け抽選会は、France 2023そしてパンデミック後を見据える我々にとって待望の大きな希望の光とワクワク感を与えてくれるでしょう。」
ラグビーワールドカップ2023組織委員会のクロード・アチェ最高経営責任者は次のように述べています。「すでにお約束したように、ラグビーワールドカップ2023プール組分け抽選会を予定通り開催することになり、チームとファンの皆様に喜んでいただけると思います。予定通りの抽選会開催は、パンデミックの間でも弛まぬ努力を続けてくださった組織委員会の皆さんのご尽力の証であり、ポジティブな光、信頼と希望、そしてエキサイトメントの光を放つことでしょう。抽選会は、出場チームが、大会出場に向けたベストコンディション作りに安心して集中することができるでしょう。」
Japan 2019の記録破りの成功を踏み台に、ラグビーワールドカップ・フランス2023はラグビーワールドカップ史上最高にインパクトのある壮大なイベントにすることを目標にしています。この大会は開催国をはじめ、世界中の地域社会が享受できるような明白なレガシーを残し、社会的責任、インクルージョン、そしてサステナビリティといった側面で新たなスタンダードを構築するでしょう。
FRANCE 2023はポジティブなインパクトをもたらす大会の運営を目指す >>
また、ラグビーワールドカップ理事会は、今後のラグビーワールドカップの抽選会は、チームの実績をより正確に反映するため、早くても大会開催1年前に行うことが好ましいと勧告しています。